マラケシュで金取られる
2016/10/20
The Melting Pot Hostel Tanger にて、7時過ぎに目覚める。
(「インセプションのロケ地探訪 in モロッコ」の続き)
旅はノープランで、ヨーロッパに戻るか、南下してマラケシュまで昨日まで迷っていたけど、マラケシュ行きに決定。
バスを昼間か夜行に乗るか迷ったけど、地図のナビやと6時間くらいの距離なので昼間に乗ることにして、今から乗るためにバス停に参ります。
(しかしこれは大きな計算ミスでした。)
その前に朝食。
ここはクレープみたいなやつにジャムを塗って食べるやつ。
モロッコでは定番らしい朝食。
味は…まあまあ。
チェックアウトして、もう一度インセプションのロケ地を目に焼き付けながらメディナ(旧市街地)出ると、外の世界はガラッと変わって都会です。
タンジェのバスターミナル
歩いて20分くらいでバスターミナルに到着。
パックマンみたいなヤツが目印。
中でマラケシュまでのチケット買おうと思ったら150ディルハム(1600円)でお金足りない・・・。
で、カードが使えないので、近くのATMでキャッシングしてから購入。
チケットを売ってくれたじいさんが、人差し指で「1」という、おそらく1番乗り場ではなかろうかという情報をくれた。
ところが行ってみると4から上の数字しかない…。
ウロウロしてみて、バスの前にいる「チケットさばきのおじさん」に自分のチケットを見せて乗り場を聞いてみたら、親しげに肩組まれてワチャワチャ言って「ここ」っつって教えてくたけど…
ん~、いまいち正しい情報なのかがわからない。
金くれにーちゃん
時間もまだあるので、しばらくそこで待ってたら現地の2人組のにーちゃんに声かけられる。
半分英語で分かりにくいけど、どうやら「お金をくれ」といっているようだ。
「Why?」と聞いたら
「俺ら金無くてチケット買われへんから、いくらかお金助けてくれへん?」
と言うようなことを言ってるっぽい。
たぶん「そうやって稼いでるやつ」やろうと思ったから分からんフリして断るけど、けっこうしつこく言ってくるから、この上なく苦~い顔して拒否る。
その後もやつらはウロウロしていた。
この国の若い男子はめっちゃ絡んでくるからうっとうしい。
で、バスのチケットを周囲の情報と照らし合わせて自分なりに解読していくと徐々に分かってきた。
バスは13:35発。
「MJorel Voyage」というのが会社のバスだってことが。
待つ間少し離れた場所で座ってたらかわいらしい少年が近寄ってきて握手を求められる。
快く握手をするのだけど、もしかしたらこの子もモノやお金を求めてくるかもしれない、と思うとそれがイヤで、俺の中できれいな思い出でいて欲しくて、俺はすぐにその場を去った。
バスでタンジェからマラケシュへ
時間になるとバスが来てたのでソソッと乗り込む。
そしていつの間にか眠る。
ウトウトしてる間に気付いたら1時間くらい経って、ハイウェイを走っていました。
バスは途中、ラバト、カサブランカを中継。
その度に、バス内に物売りがゾロゾロはいってくる。
ウエハース、水、マメ、雷おこし(みたいなやつ)、充電器などなど。
気づかんフリしてたら商品を顔に近づけてアピールしてくるからわりとウザい。
で充電器を売ってるやつが、俺が中国人と思ったのか知らんけど、充電器の裏の「CHINA」の文字をめっちゃアピールしてきた。
いやそれ、売りにならんから
物売りがあんまりにも多いから後半は完全に寝たふり。
さて、タンジェからマラケシュまでナビで6時間や~と思ってたので、正直もっと早よ着くと思ったてたけど・・・
到着したのが23時 。
結局10時間かかりました。
外なんか怖えーよ…
絶対治安良くないやん。
素直に夜行にすればよかった…
夜のマラケシュの旧市街で金取られる
宿も予約してないから、一応だいたい目星つけてたホステルを目指して旧市街を歩く。
幸い人通りの多い賑やかな場所でそこまで危険はなさそうでした。
ただ奥の方に行くとだんだん人通りが少なくなって若者がたむろっててやっぱちょっと怖い。
ホステルに行ってみると夜遅いからなのか調べてた2軒とももう閉まってる…。
そこに若者がやたらと声かけてくる。
「Waka waka はこっち」やと。
たぶんホステルなんやろうと思ってついて行く。
そして程なく到着。
ドアの前に着いたらチップを要求される。
しかも「札」でくれという。
拒否ると若干機嫌悪く、教えたんやから金を渡すのは当然だろうと。
そういう文化なのだからしょうがないのだけど、どうしても抵抗したくて1ドル紙幣で渡す。
そしたら1枚じゃ少ないと、5枚くれと言う。
しぶしぶ渡すけど、後から考えたら普通に20ディルハム渡した方が安かった…。
バカだぁ…
ほんまムカつくわぁ
まあ危険な目に会わず、5ドルで済んでよかったと思おう。
とにかくモロッコの特に若いやつは何かにつけて金を貰おうとしてきます。
一泊80ディルハム(880円)
ドミトリー6ベッド。
WiFiは快適。
コンセントは一部屋に1つ。
トイレ、シャワーは1フロアに1つで、ピーク時はなかなかキツい。
クーラーが無くて部屋がとにかくクッソ蒸し暑い。
ホステルは妙にティーンが多い。
それにしても蒸し暑過ぎる。
寝苦しい・・・(続く「マラケシュの旧市街と仲良しホステル」)
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