パリの募金詐欺の手口
2016/10/20
7月31日
冷房によるソフト拷問を乗り越え、6:50 にメガバスはパリのバスターミナルに到着。
バス停を出たらホステルに向けて歩く。
チェックインはまだ時間が早くて出来ないので、しばらくスマホを充電だけさしてもらう。
そこそこ充電できたら荷物を預けてパリ観光へ出発。
インセプションロケ地へ
まずまっすぐに向かったのは inceptionロケ地となったカフェ。(詳細記事)
店は日曜だからか開いてないみたい。
続けて同じく inception のロケ地となったビラケム橋。(詳細記事)
ここはスマホの待ち受けにもしてた思い入れのある場所。
周辺をじっくり闊歩したら途中でサンドイッチを買って、エッフェル塔のある公園へ。
パリの募金女
座ってサンドイッチ。
エッフェル塔見えへん。
休憩後に塔の写真を撮って「さあ次に行こか」と歩き出した、
その時
ナニ人かわからん女の子が来て「Japanese?」と話しかけてきて、そうだと答えると「コンニチワ」と日本語で挨拶してくる。
そして「耳の聞こえない人達への支援の著名のお願いします」と。
(これがパリにはびこる「募金詐欺 」なのだが、このときはまだ知るよしもない)
ただの著名やと思ったから、とりあえず書くけど、最後に金額を書く欄がある。
お金を払うつもりはなかったから、空欄で渡す。
すると「金額を書いて」と言われる。
上の欄を見ると他の人はみんな「20ユーロ 」と書いてる。
いやこれ・・・書いてしもたら払わなあかんやん・・・
貧乏旅行中にこの出費はキツいわ。
「お金ないから」と書き渋ってたら、その女子はグイグイ金額を書けと迫ってくる。
しかもだんだん態度デカなってくる。
そこにフラ~っと別の女がやってきて、その女の子の口にガムを入れる。
なんじゃこいつ!? (うっすらヒゲ生えとるやないか)
しょうがないから1ユーロだけ渡す。
そしたら「最小が5ユーロからです 」やと言ってくる。
いや、そんな募金ある!?
向こう全く引き下がらんし、断ってたらポリスがどうたらこうたら言い出して、なんか面倒くさくなってきたから5ユーロ渡して、さっき渡した1ユーロを取り返し、さっさとその場を立ち去る。
いやいやいやいや
ちょっと待てと。
5ユーロって?
だいたい・・・600円くらい?
600円あったら何食べられる?
ディナーに600円足してみ、どんな贅沢できるよ?
俺が今まで何のために必死に節約してポテチ食うてきたと思てるねん!
なんであんなよーわからん態度悪いヒゲ生えた女の、嘘かホンマかわからん募金に600円払わなあかんねん!
と思った瞬間、体は勝手に女の方に走り出ていた。
戻ってきた俺に気づいた女は、何かヤバいと思ったのかカバンにスッと手を入れて中で金を握る。
俺が「Money back!」 と言ったら
女は「Why?」とかぬかしよるから
半ギレで「My money!!」
と言ったら、女は握ってた金を素直に金を出しよる。
俺は5ユーロをもぎ取って、その場を後にする。
クソ気分悪い!(-"-;)
その後もこの同じ活動の団体にあちこちで声かけられる。
このクソ団体が悪名名高いパリの募金詐欺 だと後で知る。
皆さん本当に気をつけてください。
パリ観光
そのあとはパリの街を観光。
スーパーに寄って缶ビール買う。
ヨーロッパは物価高いけどスーパーとかでお酒かったら日本より安い。
Enjoy hostel にチェックイン。
部屋はちょっと狭い。
シャワーでさっぱりしてからビールタイム!
そしてこの旅の先のことを考える。
モロッコ以来、疲れきって「帰りたい」と思いながらパリまで来たけど、とりあえずベルギーへ行ってビール飲もう!と決めました。
ってことでバス予約。
メガバスでパリからブリュッセルまで6ユーロ(696円)
安い!!
同じ部屋の青年が超テンション高くて日本好きやからめちゃ喋ってくる。
シャワー行って戻ってきたらまた絡んできて、Good byeの日本語を教えてと言うので教えたら「サヨナラ!!」って言ってどっか行く。
なんか可愛いやつやった。
明日は、今日閉まってたinception のカフェにもう一回行ってみよう。
(続く「パリのレンタサイクルvelib' と 消えたフェルナンド」へ)
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