アムウェイに気をつけろ⑩BBQ大会[後編]アムウェイが勧める本
2018/06/12
①僕とアムウェイとの一連の出来事の始まり
②すぐお茶しようって言ってくるヤツ
③「知り合いのすごい人」を紹介したがるヤツ
④謎の「ファイナンシャルセミナー」に行った話
⑤アムウェイの経済セミナーによる洗脳の手口
⑥第二のアムウェイB子ちゃんを紹介される
⑦スポーツ系イベントに誘われたときの話
⑧アムウェイB子ちゃんに彼女を紹介した話
⑨BBQ大会に誘われたときの話[前編]
⑩BBQ大会[後編]アムウェイが勧める本
どうも、素人勇者のアルフです。
ただいま数年前に僕の身に起こった、アムウェイとの一連の出来事を書き綴っています。
「僕がアムウェイに出会い、入りかけて、直前で思い留まるまで」の話です。
そんな過激なものではありません。
また、アムウェイを全否定するものでもありません。
ただ、ちょっとアムウェイってなんかキモいな、アムウェイってなんか怖ええなって思った出来事です。
この一連のストーリーで、アムウェイがどんな活動をしているか、ちょっと学んでもらえる話になっています。
バーベキューで色んな夢追い人を紹介される
とある起業セミナーで知り合ったA君に、誘いに乗ってなんだかんだ遊んでるうちに仲良くなって5ヶ月。
バーベキューに誘われて、やって来て人数の多さに驚いたのが前回の話。
(BBQ大会に誘われたときの話[前編])
今回は、そのバーベキューの続きです。
とにかくめちゃくちゃ人が多いバーベキュー。
実はほとんどがアムウェイなんやけど、このときは知らないし、誰も教えてくれないので、僕にとっては「何の集まりかわからん謎の集まり」のバーベキュー。
A君に聞いても、ちゃんとした返事は帰ってきませんでした。
分かってるくせにね。
ただこの時分かったのは、この集まりの中で一番立場が上なのは、どうやら教授だということだ。
教授とは、以前A君に誘われた参加した、「ファイナンシャルセミナー」という謎のセミナーで経済の話をしていた、皆に慕われ尊敬されている謎のカリスマ。
そして、A君を含む、ここに集まっているアムウェイ組織のトップに君臨する男である。
集まった人達についてA君は「俺も知らない人がいる」と言ってたので、恐らく教授系列ではない、別系列のアムウェイ組織も混じってるんでしょう。
そんな中、僕はバーベキューとお酒を楽しみながら、A君から次々と色んな人を紹介してもらいました。
役者やってる人、バーをやろうとしてる人、メガネ屋さんで働いてる人、派遣のバイトの人などなど、職業は様々。
ますます何の集まりかわからんのだが!!
ここで!
「アムウェイにきをつけろ」ワンポイントアドバイス
このバーベキューには、不思議なほど色んなジャンルの人間が集まっているのだが、たった一つ共通点がありました。
それは、「なんだかキラキラしてる」こと。
なんか抽象的で説明しづらいんですけど、とにかくみんな何かしら夢を持って、イキイキしてるのよ。
まさにリア充って感じ!
これには理由があって、要はそういう人たちが、アムウェイにハマりやすいし、そういう人だからこそ選ばれて、集められてるんです。
A君と初めてあったときもそう、B子ちゃんに始めて会ったときもそう。
アムウェイの人たちは「夢や目標をやたら聞いてくる」と前に書きました。
(第二のアムウェイB子ちゃん)
アムウェイの人たちは、そういう夢や目標を持っている人に対して、最終的には
「たくさんの色んな仲間がいて、人脈も出来るし、お互い助けあえるし!」
「アムウェイで権利収入と自由な時間を手に入れて、一緒に夢や目標を叶えよう!」
と、甘い誘惑で勧誘してくるです。
で、アムウェイのことをよく知らない若い子は、ヘタすりゃコロっといっちまうんですね!
こういう「夢」とか「目標」を持ってるモチベーションの高い人がターゲットになりやすいんです。
そして、そういう人たちが、一度アムウェイに入ってしまうと、その中でどんどん洗脳を受けて、さらにキラキラリア充となり、新たな会員を増やすべく奔走するようになるわけです。
というわけで、もし「コイツらなんか無駄にキラキラしてんなぁ」と思う謎の集団を見たら、アムウェイの可能性があるので要注意です。
そう、僕はまだこのときは、まさかアムウェイの集団だとは知らず、ただ人脈が増えていくことが嬉しくて、またどんどん居心地のよい空間になっていってました。
アムウェイが勧誘前に勧めるオススメ本
さて、僕はこのバーベキューいろんな人と交流する中で、先ほどチラッと登場したこの組織のリーダーで、皆に慕われ尊敬されるカリスマ・教授に、思い切って話しかけにいきました。
このときは正直、「お近づきになりたい」という気持ちでした。
僕は教授に、自分が「起業したい」ということについての悩みを相談をしました。
すると、教授はいくつかの本を紹介してくれました。
ということで、今回二回目の!
「アムウェイにきをつけろ」ワンポイントアドバイス
この教授の「ファイナンシャルセミナー」の時からそうでした。
「アムウェイ」とか「ネットワークビジネス」とか、そういったことに関るワードはこれっぽちも出さないうちから、アムウェイの教育は始まってるんです。
セミナーのときは、お金へのネガティブなイメージを解き、日本経済への不安を煽り、副業の必要性を説き、アムウェイへの道筋を作るのが目的でした。
そして、今回教授から紹介された本もまさにそれ!
僕が教授が紹介された本は、
- 「夢を叶えるゾウ」水野敬也
- 「微差力」斎藤一人
- 「CHANCE」犬飼ターボ
この3冊。
この本は、大ヒットして、古田新太さん主演でドラマ化もされました。
読まれた方も多いでしょう。
ヒットしただけあって、読みやすく良い本でした。
「微差力」斎藤一人
斎藤一人さんは、10年連続長者番付トップの銀座まるかんの社長。
「斎藤一人」で検索すると、「宗教」とか「詐欺」とか怪しいのが色々出てきますが、本はめちゃめちゃ売れているようです。
僕もわりと好んで読みます。
でも、この本はあんまり印象に残っていないです。
「CHANCE」犬飼ターボ
この中では、一番マイナーな本ですが、ビジネスで成功するサクセスストーリーが描かれた本で、結構面白かったです。
さて、この3冊。
ネットで調べていくと、どれもアムウェイの人がよく薦める本として情報が出てきます!
「アムウェイ・本のタイトル」で検索してみてください。
そして実際読んでみると、この3冊には共通点がありました。
それは、どの本も「収入を増やすには『他人の成功を手伝うこと』」という言葉が出てくること!
これ、実はアムウェイの教えにピッタリなんですねー!
アムウェイは一人では絶対に成功しないビジネスです。
アムウェイで成功するには、自分が勧誘して、アムウェイ会員(ダウン)を増やして、その人達にアムウェイ商品を買ってもらうこと。
そして、そのダウンたちにまた会員を増やしてもらって、その人達に商品を買ってもらって...と連鎖していくことが重要です。
で、これは単発では意味がありません。
継続的に商品を買ってくれて、継続的に会員を増やしてもらう必要があるんです。
そうするために一番いいのが「組織(コミュニティ)」を形成することです。
組織を作って、お互い仲良く支え合い、フォローし合い、学び合い(洗脳し合い)、切磋琢磨し合いながら、みんながモチベーション高く新規会員を増やしてくれるようにする。
そうやって「お互いを信頼し合って、一緒に夢を実現する」というテーマのもと、みんなにピュアに頑張ってもらうために、「他人の成功を手伝いましょう」という教えがピッタリなんですね。
最終的に自分が動かなくても、周囲が頑張っていく仕組みを作っていくわけですね。
これがアムウェイ成功の秘訣だと思います。
で、僕は教授からこの本を薦められて、間接的に「他人の成功を手伝いましょう!」というアムウェイ教育(洗脳)を受けたわけです。
というわけで、もし、こういった系の本を薦めてきたら、その先でアムウェイ勧誘される可能性があるので、お気をつけ下さい。
さて、バーベキューですが、僕を誘ったA君は用事で先に帰り、僕は最後の片づけまで手伝い、新しく出来た知り合いの人たちと一緒に帰りました。
僕は、キラキラリア充の仲間に入り、自分の中で何かが変わっていく感じがして、知らぬ間に深みにハマり始めていました。
今この時から3年経過しているが、あの時あった人たちのうち、どれくらいの人がアムウェイを続けているんだろうか。
何人の人が、いらんことに時間使ってしまった、と思ったんだろうか。
次回は、「二回目のファイナンシャルセミナー」の話です。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。